ICタグとICチップ
◎ICタグとICチップ、言葉の意味はどう違う?
ICタグは、ICチップとアンテナを紙製のタグとして生成した製品を指します。
周波数13.56MHz帯はICチップの属性です。
ICチップの電波はチップの周囲に張り巡らせたアンテナを用いて受発信します。
◎アンテナの種類
ICタグのアンテナには2種類あります。
①ワイヤーコイル加工
銅線をコイル状に巻いてタグに貼り付けてあります。
銅線そのものなので感度は良いですが、衝撃や曲折で破損しやすくなります。
また、銅線を直接加工しているので、1枚の単価が高くなりがちです。
②エッチング加工
銅またはアルミを印刷加工しています。
銅線・アルミ線そのものを使わず印刷処理しているので、破損が少ないです。
文庫本や表紙の薄い雑誌など、折り曲げやすい資料に向いています。
また、印刷加工なので、1枚の単価が比較的安値です。
よく耳にする言葉「RFID」って何?
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