社員が選ぶ 最近読んだ1冊 NO.157

おすすめ人 この1冊 こんな本です
CD
2013.8.6


銀河鉄道999

松本零士

少年画報社
今回は言わずと知れた名作漫画を紹介します。

舞台は、惑星間が銀河鉄道というSL型宇宙船で結ばれた未来の宇宙。 富裕層の人々は「機械の体」を手に入れ永遠の生命を持ち、貧しい人々は「生身の体」で迫害を受けながら生きている時代。

主人公・星野鉄郎は母と貧しいながらもいつか銀河鉄道に乗り、機械の体を手に入れることを夢見て暮らしていました。 ところがある日、残忍な機械伯爵に母を殺されてしまいます。母の復讐を誓う鉄郎。そんな鉄郎の前に謎の美女メーテルが現れます。彼女は鉄郎と母が求めていた999のパスポートを彼に与え、一緒にアンドロメダを目指すことになります。

星々を旅し、様々な境遇の中でもがきながら懸命に生きる人々に出会う鉄郎。 人間として限られた時間を生きるか、機械として永遠の命を生きるか―――。葛藤する鉄郎や登場人物たちの行動に心が揺さぶられます。

主人公の星野鉄郎は短足で、正直顔もよくありません。
が、どこまでもまっすぐで自分の信念を曲げない姿はとてもかっこいいです。

いい意味で男臭く泥臭い作品だと感じました。


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