社員が選ぶ 最近読んだ1冊 NO.067
おすすめ人 | この1冊 | こんな本です |
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2011.10.24 |
「チェ・ゲバラ伝」 三好徹 原書房(新装版) |
チェ・ゲバラ。 名前と迷彩服、葉巻とひげ、中南米のジャングルで活動したゲリラ、革命家、その程度のことはおぼろげに知っていてもそれ以上の知識がありませんでした。 それでも妙に人懐こい顔が赤いTシャツに印刷されていて、怖いようなそうでもないような・・・。 三好徹氏の「チェ・ゲバラ伝」は、伝記として読み物としてドキュメンタリーとして非常に品質の高い1冊であったように思います。 この本を読んで、チェ・ゲバラの生い立ち、姿勢、熱情、病魔、勇気、熱さ、政治力、そして死に至るプロセスがわかりました。 中南米の置かれた位置付けとアメリカ、ソ連(当時)との関係、フィデル・カストロ、キューバ革命、キューバがなぜ現在のキューバであるのかも理解できました。 まだここで自分の意見を述べるほど、中米のそして彼の母国アルゼンチンや南米のことを語れませんが、日本の裏側のことに知らなすぎることを再認し俄然興味がわいてきました。 チェ・ゲバラに関しては数年前「チェ・28歳の革命」「39歳別れの手紙」が公開されていたばず。 見ようと思いながら見逃していましたが、当時わからなかった映画タイトルがわかるようになった今、早速DVDを借りに行ってみたいと思います。 出版者のサイト |