社員が選ぶ 最近読んだ1冊 NO.024
おすすめ人 | この1冊 | こんな本です |
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2011.4.11 |
「憑神」 浅田次郎 新潮文庫 |
江戸時代260年間、いつでも将軍の影武者として立ち上がれるよう影武者用武具を管理し、影武者の心を祖先につなげてきた別所家。 しかし、舞台は幕末の江戸。影武者の時代でもないのだけど・・・。 文武に秀でながら出世できない次男坊の彦四郎が手を合わせた祠は、実はとんでもない神様だったのです。 奇想天外な読み物に合わせ、幕末の江戸の様子や武士の生き方が察せられ、とても面白かったです。 ラストの意外な展開もなかなか気に入りました。 出版者のサイト |