社員が選ぶ 最近読んだ１冊 NO.197
| おすすめ人 | この１冊 | こんな本です |
|---|---|---|
 2014.10.31 |
極北 マーセル・ セロー著 村上春樹訳 中央公論新社 |
ものすごく面白かったです。 間違いなく、今のところ今年読んだ本のベスト１です。 近未来、極北地域(ロシアのアラスカ側)にたった一人で生きる人物の物語。 ちょっとしたあらすじさえ、ここに書いてしまってはいけない気持ちになる小説ですので、内容は差し控えますが・・・。 とにかくページをめくるたび、予想を裏切る意外、意外、意外の連続。 読み始めたらやめられない、電車で読んでいると一駅乗り過ごしてもいいかなと思ってしまうほど。 マーセル・セローはイギリスの作家で、村上春樹さんはちょっとした経緯からこの本に巡り合ったそうですが、「必ず自分が訳さなければ」と思われたそうです。 もっとこの場に深い感想を書きたいけれど、そうするとネタバレになってしまいそうなので、書けないのが残念。 ぜひ、お読みください！ 横浜市立図書館で借りられます。 出版者のサイト |