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トップページ > 図書館ICタグの基礎知識 >  ①日図協フォーマット

ICチップに何を書き込む?(つづき)

◎日図協フォーマット<図書館共通認識コード(案)>

日本図書館協会が2005年9月に「図書館共通認識コード(案)」を提示しています。
ここでは、何バイト目から何桁で館種別コードを入れる・・・など、データフォーマットの区切り方を示しています。
この「図書館共通認識コード(案)」に則ってICにデータを書き込んでいる図書館も多いようです。

しかし、「(案)」とはなんとも歯切れが悪いですよね・・・。
2010年7月に発行された「図書館におけるRFID導入のためのガイドライン」によると、RFIDの規格については国会図書館と関係機関にて現在検討中で結論は出ていない、となっています。
バーコードは一自治体、一機関での内部管理であることに対し、RFIDはILL(図書館間相互協力)活用が図れるしくみになっているためです。
ICタグによる資料の固体識別管理ができれば、国内利用を超え、世界中の図書館間で相互利用することも可能になります。
その場合、2005年9月に提示した「図書館共通認識コード(案)」では抱えきれない国際標準の規定が必要となります。

 参考:図書館におけるRFID導入のためのガイドライン
 参考:図書館におけるICタグのデータフォーマット標準化について(意見聴取)


ICデータの世界標準フォーマットについてご紹介します。
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【第2章:図書館ICタグの選び方】| 7 | 8 | 9 | 10 | 11(Now) ・・・ 12(Next) |

【第1章:図書館ICタグとは】 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
【第3章:ICタグの導入】| 13 | 14 | 15 |
【第4章:IC化の懸案点】| 16 | 17 | 18 |
【第5章:よくある質問】| FAQ |


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